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名古屋競輪場の「第79回日本選手権(GI)」が4日に最終日を迎える。11RのS級決勝に出場する9人に話を聞いた。
1番車 古性優作
最終バックでの心境ですか?冷静に前を見て、先頭の犬伏君までめちゃくちゃ遠いなと。最後は内も見えなくて4、5、6着かと思った。決勝は単騎で自力自在に。
2番車 新山響平
(決勝進出で)最低限のノルマはクリアですね。いつも海也にはやられっぱなし。今日も突っ張り切りたかったけど、すごいダッシュで。番手に入れなかったらキツかったし、ラインのおかげです。前で自力。
3番車 眞杉匠
うーん。2角で行けなかったですね。深谷さんが来たところで、もっと踏んでいれば結果は違っていたかも。自転車の感じは初日が一番良かった。修正したつもりだけど、乗ってみると…。ギリギリまで調整したい。自力。拓矢さんと2人で出し切るレースができれば。
4番車 浅井康太
3コーナーでハウスしながらも無理やり入って行った結果、ゴール前勝負ができた。しっかりと突っ込めたのが大きい。単騎で。脚力のある格上の選手ばかりだけど、経験値と気持ちでどうにか頑張りたい。
5番車 岩本俊介
深谷君の頑張りに尽きます。眞杉は狙ってくるだろうと。最後は外を外しながら前に踏んで手応えもあった。去年のダービー準優勝から、もう1年。あの結果があったからこそ、今はS班として走れている。自分なりにやって、行けるところまで行きたい。松井君へ。
6番車 阿部力也
僕はスタート要員、前を取ることに集中していた。最後はがむしゃらでした。伸びた感じがしたし、冬期移動で岸和田に行って(同期の古性と)練習した成果を出せたかなと。これで遊んでいなかったと証明できた(笑)。ずっと脚も体調もいいです。北日本3番手。
7番車 松井宏祐
勝負どころで内をしゃくられてしまい、後方に。郡司さんとワンツーという目標を達成できなくて悔しい。自力。状態は悪くないし、自分のできる精一杯を出し切りたい。タイトルを獲れる位置に来ていると思う。チャンスをモノにできるように。
8番車 菅田壱道
犬伏君にビタッと飛び付けたのが良かった。持ち味が出たし、自力自在の真骨頂を見せられたと思う。名古屋はオールスター(19年)で新田(祐大)さんの前で優勝に貢献。思い出すと泣きそうになりますね。同じ宮城で力也と決勝に乗れたことが嬉しい。響平の番手で。
9番車 吉田拓矢
犬伏のカカリが良かった。最後は内に行ってしまい、泰正さんのコースをなくしてしまったので申し訳なかったです。眞杉へ。軽くて調子はいいし、眞杉が勝つレースをしてくれればチャンスはあると思う。