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競馬界の超新星、坂井瑠星が名古屋競輪でトークショー
大観衆の中、登場した坂井は「風の強さとファンの多さにビックリしています」と競輪場の熱気に押されながらトークショーが始まった。
競輪場へ足を運んだのは昨年末の静岡グランプリ以来のようで「競輪は(バンクと)お客さんとの距離が違い。競馬も同じような感じだけど、個人への応援とかアピールが強い気がします」と競輪ならではの熱さに驚いていた。
昨年の対談をキッカケに眞杉匠と親交を深めたという坂井は「眞杉君が僕のG1を観に来てくれた時は獲ることができた。だから僕が見に行った去年のグランプリは期待していたんですけどね。車券も眞杉君から買って応援していました。結果は残念だったけど、また頑張って欲しいです」。
話は戻り、坂井がデビューキッカケの話題になると
「父が騎手だったので自然とジョッキーを目指しました。幼稚園の頃から『騎手になる』と言っていたみたいです。周りの子達が『アンパンマン』とか『ポケモン』とか行っている時に僕は『武豊』とか『ディープインパクト』って言っていたみたいで、話を分かってくれる人は先生だけでした」とおもしろエピソードに多くのファンを喜ばせていた。
いよいよトークショーも終盤になると今の話題に。世界ランキング1位となったフォーエバーヤングにまたがる坂井は「世界ランキング1位の馬に乗せてもらっているという自覚を持っている。ふさわしいジョッキーになりたいです」のカッコ良くて力強い宣言に多くのお客さんは拍手で応えていた。