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取手モーニング競輪 齊藤英伊須
取手競輪場のモーニング「日本トーター杯(F2)が28日に初日を迎えた。予選で会心の逃げ切りを見せた齊藤英伊須に話を聞いた。
初日はラインの援護もあって正攻法からの仕掛けとなった。「僕のスタートが遅いので3番手の菊池さんのおかげです」と理想の位置から始められたのが勝因であると強調。あとは別線にレースをさせない逃げで見事にラインでワンツースリーを決めた。
「いやー、めちゃくちゃ緊張しましたよ。何たって風邪かインフルになった後、2場所まったく決勝に乗れていなかったから。久々の1着だったし、本当に嬉しいです」とにっこり。続けて「地元でも自転車に乗れないことはないんですけど、今はいわき平に冬期移動しています。バンクも街道も乗れていて練習も充実しています。そのおかげもあったのかも」と話す。
齊藤はデビュー以来、最高が準優勝という成績。決勝には乗るものの惜しいレースが続く。「ちょっと前にインターネットで自分のことが書かれていたんですけど、自分のことを『齊藤補欠』と書かれていました。たぶん、自分の名前が英伊須(エース)なのに優勝できていないから、もじったんだと思います。それにしても、もじるセンスが凄いですよね(笑)。今度はそう書かれないように頑張ります!