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松浦悠士・犬伏湧也 選手
記者「犬伏選手が二次予選でもれてしまいましたね。」
松浦「初日のタイムを見ていると行けるって思ったけど…。昨日、あのタイムで先行したから疲労の蓄積もあると思う。」
記者「松浦選手も経験ありますか?」
松浦「僕もありますよ。やっぱり先行はもがく距離も長いから身体への負担が大きい。犬伏君はまだ、4日制の競輪を走った数も少ないし、体力の配分ってところで経験不足もあるんじゃないかな。」
記者「犬伏選手の後ろに付いていて感じたんですか?」
松浦「昨日のバンクコンディションであのタイム。もっとかかるって思っていたけど、そうでもなかった。もちろん、それだけじゃなく3番手が離れて僕が大きくブロックに行けなかったとか色々な原因がある。僕ももっと車間を詰めるのを遅らせた方が良かったのかな…。僕の技量不足もある。」
犬伏「僕の組み立てミスです。出切れたけど、もっと巧く回せるようにならないと。今回のミスを今後の糧にしたい。」
二人の初連係は失敗に終わったが、これは誰もが通る道。太田竜馬もずっと良い思いばかりしてきた訳じゃない。失敗し、それを次に活かすことで戦術面が強化される。身体のポテンシャルは◎。そこに器用さが加われば鬼に金棒。犬伏は気持ちを切り替えて明日以降のレースでファンの期待に応えて欲しい。そして来年の地元記念では決勝の舞台で活躍して欲しい。