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【取手競輪】鈴木謙太郎

2025/01/13

取手競輪場の「S水戸カップ・スポニチ新聞社杯(FI)」が14日に最終日を迎える。 最終日の11R A級決勝を走る鈴木謙太郎に話を聞いた。

初日特選は鈴木涼介の番手から抜け出しての2着。準決勝は前回りとなって、捲り追い込む形となったが、佐藤悦夫と古川宗行まで出切ってラインワンツースリーを決めた。

「出は悪かったけど、風が強すぎた。練習のときもこういった風でやることはあるし、地の利を活かした走りはできたと思う。3人で決まったのでまずはよかった」とレースを振り切った。

初日特選の流れなら鈴木涼介の番手に行くのか? と思われたが、決勝は関東3車の先頭で「自力」を選択したのだが「自分が鈴木君に付いてしまうとラインがひとつになってしまうので、競られる可能性も出てくる。しかも、自分が番手に行ったら古川君が4番手になってしまいますからね。自分は付ける人がいれば付くけど、いなければ自分でやる。そこは臨機応変にできればと思っています。若い頃は力で行けたけど、最近は若い子が強いので、(準決勝みたいに)内から行けるところまで行ってとか、臨機応変な走りはできるようになってきたと思う。決勝も何でもやっていくつもりで!」と話してくれた。

鈴木は今期一発目のレースとなるが、「来期はS級に復帰予定。やっぱりS級に定着ができるようにしたいので、今期もしっかりS級点を取りたい。戻るときも点数があった方がいいですからね。そのあたりも意識できれば」と今期に向けても気合が入っていた。

鈴木謙太郎と鈴木涼介のほぼ2分戦。目標不在の宮越孝治の動向は気になるが、地元の気合3割増しでいいスタートを切りたい。

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