【取手競輪・ガールズ】荒川ひかり「地元の声援が凄く大きかった」

取手競輪場の「S水戸カップ・スポニチ新聞社杯(FI)」が13日に2日目を迎える。 2日目のガールズ予選②を走る荒川ひかりに話を聞いた。

　前検日には「小松島開催の後に練習中に落車。前回が復帰戦だったけど、今回はバンクで練習できたので、前回よりはいいと思う」と話していた荒川ひかり。初日は又多風緑の仕掛けに乗って、すかさず捲った石井貴子にマークして、最後は差せなかったものの1／2車身まで迫って2着スタート。

　レース後には「(石井貴子の隣枠を得て)初手がよかった。よくはないけど、直前はバンク練習ができたから、前回よりはいい。万全ではないから位置取りができれば何とかという感じ。自分でどうにかできる訳ではない」と少々厳しめのコメントを残していた。

ただ、「地元の応援が凄く大きくて、それは励みになったし、力をもらえました。そのお客さんの中で展開を予想してくれている人がいて(笑)」と地元ならではの声援の多さが力になったのだろう。

『地元3割増し』とよく聞くが、その言葉通りに力を増していいスタートを切った荒川。2日目は外枠からのスタートとなるが、地元の声援を再び力に変えて、地元で決勝入りを目指す。