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【京王閣 ミッドナイト】川上隆義は「チャレンジャーとして頑張る」
1月10日から京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪」のF2シリーズが開催されている。
1月11日に行われる2日目の準決勝7Rに出場する川上隆義選手に話を聞いてみた。
まずは初日の走りを振り返る。前走の立川の勝ち上がり戦ではブーメランからの1周カマシを決めていたが、赤板で正攻法の齋藤友幸をしっかり叩いての押さえ先行だった。それでもジワジワとペースを上げて齋藤友幸を完封して押し切った。番手の平石浩之と3番手の中園朋亨も引き込んでライン3車で連独占と内容は100点満点だ。
その走りについて聞いてみると「平石さんには『競られてもいいから押さえて駆けろ』と言われていたので、ブーメランとかは考えずに出切りました。齋藤さんは早めに仕掛けて来ないというイメージがあったので、打鐘では流してしまった。そこが自分のダメなところなんですよ。しっかりペースを上げておかないとカマされるって事もあるじゃないですか。(取手の予選では)流しているところを行かれてしまったし…。そこが反省点ですね」と振り返る。
準決の事に話を振ると「正月に怠けてしまったので、練習不足で走る前は不安しかなかった。やっぱりいつもより息が上がってキツです。この分だと準決はどうなるんだろうという思いはあるけど、今日(初日)の反省を踏まえてペースを上げるところはしっかり上げていきたい。田中さんに付いていただけるので、チャレンジャーとして頑張ります」と言って締め括ってくれた。