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12月28日、福井競輪場で福井支部・新人選手紹介式で行われた。注目の早期卒業生、市田龍生都選手が地元ファンの前でお披露目となった。
先日、レジェンド・神山雄一郎が引退した競輪界だが、ニューヒーローが誕生する。
史上5人目の早期卒業生として注目を浴びる市田龍生都(りゅうと)が、明日1月4日、松戸競輪(FII)ナイターでデビューを迎える。
今後はナショナルチームBに所属し、伊豆を拠点に選手生活を送るという。
「競技は1㎞タイムトライアルに思い入れがある。オリンピック種目ではないけど、世界選手権を目指して頑張りたいです。ナショナルチームでの練習を生かして、競技と競輪を両立していきたいと思います」と意気込みを語った。
また、志は高い。
「当面の目標は来年の地元開催の共同通信社杯に出場すること。そして、プレッシャーはあるけど、いずれは親父を超えたいです!」とタイトルホルダーである偉大な父超えを誓う。
そんな父であり、師である佳寿浩氏もエールを送った。
「息子、龍生都がデビューします。これから先、どの様な選手に育っていくのか私も楽しみであります。現状、競輪界は若手スター候補が乱立しております。龍生都も彼らと共に競輪界を引っ張って行ってくれるでしょう。お客様に愛される選手となれるよう、頑張って行くかと思いますので、叱咤激励をお願いいたします」
その逸材ぶりに目が離せない注目のデビュー戦。どんなインパクトを残してくれるのか、楽しみでならない。
(取材協力・福井中部出版)