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静岡競輪場では28日から3日間、「KEIRINグランプリシリーズ」を開催。2日目の29日はメインレースで「ガールズグランプリ」が行われる。出場する7名の選手に話を聞いた。
1番車 児玉碧衣 「自力」
今年良かったのは4月の地元GIだけ。一年を通しては、あまり納得のいくものではなかった。選手になって、こんなに体調を崩したことはないですね(苦笑)
初めてグランプリを獲ったのは静岡(18年)だし、その時も1番車。今年最後にお客さんの期待に応えられるように頑張りたい。ちなみに、このブルーのスーツは11月29日、“良い服”の日にオーダーしたもの。良い運にあやかりたい(笑)
2番車 石井貴子 「自力自在」
今年は大きな変化のある一年でした。GIを獲ってグランプリに出場することができて充実していたと思う。でも、最終的な評価は、ここで勝てるかどうか。ここまではコンディションを整えて体調を崩さないように練習してきた。本番は精一杯、ゴールまで踏む走りをしたい。
3番車 佐藤水菜 「自由に走る」
(今年は出場したガールズケイリンのレースで力を出し切れたか?という質問に)うなずく。直前の川崎が終わって、前検日前の26日に師匠(對馬太陽)とウエイトトレーニングをして準備してきた。仕上がりは最悪です。体の色んな部分に痛みもある。それに(競技では室内での練習やレースになるため)寒いのも好きじゃないし…。良い一年になるように、頑張っているところをお客さんには見て欲しいです。
4番車 坂口楓華 「自力自在」
今年はガルコレ(3月・取手)を獲れてビッグレースを初優勝できたのはすごく嬉しかった。だけど、それ以外は苦しい一年に。トップ選手として見られるようになり、考えることも増えた。その中でも1着、優勝回数が全体1位という結果を残せた。この2年間、練習を見てもらっている市田佳寿浩さんのおかげ。感謝しかないし、結果で恩返しがしたい。
初めてグランプリが静岡。あの時は悔しさよりも(何もできなかった)恥ずかしさの方が大きかった。今年は貪欲に走りたいです。
5番車 尾崎睦 「何でもやる」
今年の前半戦は良い流れが掴めて、賞金でグランプリ出場が目指せる圏内に。後半戦はレース数が多い中、走り切れたのは周りの皆さんのおかげ。(6年ぶりの出場に)この6年間、ずっとグランプリを走りたくて一生懸命頑張った。一緒に練習してくれた人たちがいて、そういった人たちの思いも原動力になりました。チャンスはあると思うし、しっかりと獲る思いを持って頑張りたい。
6番車 尾方真生 「自力」
今年の前半はあまり良くなかったけど、サマーナイト(7月・松戸)で先行して優勝できて自信がついた。(4年連続での出場に)毎年この大舞台に乗るために一生懸命頑張っているので、集大成を見せたい。
ここまでは師匠(藤田剣士)にバイク誘導をしてもらい、自分の中では体の状態は良いと思う。今年は結果を意識しながら力を出し切れるように。
7番車 石井寛子 「自在」
今年一年はグランプリ出場に向けてやってきて、最後にこうしてグランプリに出場することができた。一年間、走れない時期もあったけど、最高の一年になったかなと。デビューして12年間は気持ちを崩すことなく、ずっと同じ気持ちで走れているし、ガールズグランプリを目標に一年間戦っている。静岡は結構、優勝させてもらっているバンク。精一杯やれることをやりたい。