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いよいよ最終決戦。打鐘前で中野慎詞が叩いて先頭に立つも森田優弥が飛び付いて番手が併走に。緩んだところを見逃さず、松浦悠士がカマして最終ホームから主導権を握る意外な展開に。
森田と連結を外してしまっていた坂井洋が最終1センターから自力に転じて捲り発動。スピードの違いを見せ付けて一気に前団を飲み込んで2度目のGⅢ優勝を決めた。
「一番後ろよりは車番が悪かったし、思い切って前に出てそこからという感じになりました。やっぱり中野君が強いし、どのラインも打鐘過ぎたら引けないので、ああいう展開も想定はしていました。ただ、そこで少し口が空いちゃって瓜生君に入られてしまって…。前がゴチャゴチャしてて、もう1センターだし後ろに白岩さんもいるのでタテに踏むしかないと踏ませてもらいました。もうゴールまでは全開でした。
やっと優勝出来たという気持ちと、ホームで連係を外したことが、番手としては一番いけない事なので、その辺りはもっともっと経験を積んで行かないと…。番組に与えられた位置で頑張りたいが自力でやりたい気持ちはまだまだ強いし、自力で力を出して行きたいですね。
去年5回、今年は4回落車してて、やっと調子が上がってきたなという時の落車だったりで上手くいかないけど、考えたらキリがないので。今回優勝出来てるし、プラスに考えて次走も頑張りたい」。