アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
坂井洋に話を聞いた
勝ち上がりが2着までという厳しい権利の中で坂井洋が勝ち上がりを決めた。
後ろ攻めから押さえて先行態勢を整えると、中団にいた稲川翔がハコに飛び付いた。後ろがもつれる形になり、脚を溜めていた太田竜馬の「捲り頃」と思われたが、絶妙なペース配分で太田は不発。そのまま逃げ切りで準決勝進出を決めた。
「嬉しい!本当は前からの作戦だったけど、後ろ攻めの場合も考えていたので。前に出てから後ろが粘っていたのは分かっていました。太田君だけを見て、ホームまでは良いピッチ。そこで来なかったので全開でがむしゃらに踏みました」と会心のレースを振り返る。
「昨日は苦しかったけど、今日は赤板でペースが落ちたので昨日よりは楽でした。調子の方も悪くないです」と明るいコメントまで飛び出した。
勝負の準決は12R。平原康多-諸橋愛の前回り。責任重大の先頭で後ろを決勝に連れ込むレースを見せるか