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四日市競輪場の「泗水杯争奪戦(G3)」が10日に最終日を迎える。 最終日の3Rルーキー企画のルーキーシリーズプラスを走る7選手に話を聞いた。
1番車 伊東佑晟 A3 三重・22歳(養成所順位:12位)
「ホームは松阪だけど、四日市は練習で走ったことはある。デビューしてからレース内容はよくない。持ち味はないけど、気持ちは人よりも強い。どちらかというと地脚でトップスピードが課題。同期の中だと劣ってしまうけど、単騎を意識した練習をしてきた。師匠の舛井幹雄さんからは『頑張っておいで』と言われてきました。単騎でも自力」。
2番車 遠藤拓巳 A2 香川・24歳(養成所順位:1位)
「やっとレースに慣れてきたところ。捲りやカマシが得意でチャレンジではそういうレースが多かったけど、上にあがったらそれでは通用しない。特昇してから積極的に行くように心掛けている。先行して力を付けていきたい。自力」。
3番車 谷内健太 A3 京都・24歳(養成所順位:31位)
「函館で特昇を決めるはずだったけど、決勝が中止になった。そこから2場所は決勝2着で決めきれていない。レインボーは走れるけど、その前の宇都宮までに特昇を決めたいですね。村上博幸さんと山田久徳さんの練習グループで練習している。博幸さんと同じ日程だったので、自ずとここに向けての練習になった。久田君とは別線で自力勝負。どんなレースになるか想像付かないけど、車番はいい。流れを見ながらタイミングがあれば仕掛けたい。単騎でやる」。
4番車 栗山和樹 A2 岐阜・27歳(養成所順位:3位)
「中学、高校が一緒の棚瀬君の番手で優勝。前の日から緊張していました。1、2班ではみんな動くし、動きも早い。そこが難しいですね。戦歴は一番上かもしれないけど、みんな強い。山崎君が復帰戦ですからね。勝ちきれるように走れれば。自力自在」。
5番車 久田朔 A3 大阪・21歳(養成所順位:39位)
「予選、準決勝はよくても、決勝で気持ちが弱くなってしまい、自分の走りができていない。僕よりもみんな強いし、脚力では劣る。同じ地区で谷内さんがいるけど別線で。1人でやる」。
6番車 山崎歩夢 A3 福島・19歳(養成所順位:22位、父:山崎芳仁)
「早期追い抜きで久々のレース。この4ヶ月間は父とみっちり練習をしてきました。本番を走っていないので、今回で分かるかなと思う。みんな強いので、出し切ることを念頭に練習の成果を出せるようにしたい。自分の失格でファンの方に迷惑を掛けたので、1着を少しでも多く取れるようにしたい。出遅れた分も今は一走一走モノになるような走りをしたい。自力」。
7番車 船山真生 A3 愛媛・20歳(養成所順位:10位)
「師匠の渡部哲男さんからは将来のためにも大きいレースをしろと言われている。デビューをしてからまさか3回も優勝ができるなんて思っていなかったので、思ったよりもやれていると思う。強い同期は先に上がっているなという印象。人からスピードをもらうのは得意だけど、低速からのダッシュが苦手ですね。単騎でも自力」。