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【京王閣 ミッドナイト】上川直紀選手は「出足がよくなかったので、しっかり秋雨制して準決勝の臨みたい」。
11月2日から京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」が開催されている。
2日目の11月3日に行われる準決勝6Rに出場する上川直紀選手に話を聞いてみた。
予選は2番車ながら人気に推された。スタートを取って赤板では2車の勝俣亮を出し、そこを3車の丹波孝佑が叩きに行った。この動きにしっかり反応して併せて踏み上げ、杉浦康一を捌いて3番手を確保。最終2角からのまくりを決めて宇賀神浩幸とワンツーを決めた。
「杉浦さんが遅れていたので、3人出しても仕方ないと思って捌きました。周りはしっかり見えていたし、その動きというのは咄嗟の判断です」と振り返る。
成績を見ると3場所前の西武園から予選を4連勝と動きが見違えた印象なのだが、その事を聞いてみると「右鎖骨のワイヤーを函館が終わってから取ったんですよ。そうしたら肩の可動域っていうんですかね、それが拡がった感じがあってフォームもスムーズになったし、自転車に乗っていてフィットする感覚があるんです。あとワイヤーが入っている時は痛くてできなかったスクワットができるようになったくらいかな」と笑顔で話す。
準決勝の事に話を向けると「雨の影響があったのかもしれないけど、ちょっと踏み出しが悪かった。その辺りをしっかり修正して臨みたいな」と締め括った。