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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の10月第4戦が27日から開幕している。 28日の2日目、準決勝のピックアップ選手を紹介したいと思う。
4R 準決勝A
塩島嵩一朗
「今回が初参加だけど、2走してみて以外と走れるなと思った。今回使っているカーボンフレームはそんなに乗っていないので、まだ馴染んでいないけど走る分には大丈夫そう。バンクの怖さはまだあるけど、準決勝も出し惜しみをしないようにしたいですね。1日2走も競技をやっていたときは当たり前だったので、その辺りは問題ないです」。
中島詩音
「日にちが空いて直前までガッツリ練習をした分、疲れが抜け切っていなかったので、宿舎ではケアに専念していた。2走とも悪い感じはなかったけど、2日目の朝の体の感じが一番怖いですかね(苦笑)。ケアに専念して準決勝に挑みたい」
5R 準決勝B
皿屋豊
「2走してどちらもねじ伏せるような走りができた。脚の感じはいいと思いますよ。今開催も本当にメンバーが濃いし、準決勝はもちろん濃くなる。動く選手が多くなるけど、仕掛けられるチャンスは絶対にある。仕掛けどころを逃さないようにしたいですね」
常次勇人
「現行競輪で幅を広げたいと思って、押さえ先行だったりをやっているので、PIST6でもやろうかと思ったけど、デイではうまく行かなかった。2走目は待ってしまったけど、得意なカマシだったので。クロモリのセッティングをいじりまくって、最近すごくよくなった。カーボンに乗るのが久々で変な感じがしたけど、2走して何となくこうすればいいかもっていうのが見つかった気がする。準決勝に向けてセッティングをちょっといじる」
6R 準決勝C
黒瀬浩太郎
「前走の久留米準決勝で落車失格。左肘の擦過傷と左半身の打撲。骨は折れていないみたいだけど、左の肋骨辺りの痛みはありますね。シッティングのときは大丈夫だけど、スタートのときはちょっと痛みますかね。でも、2走して戦える状態。2走目の方が気持ちよく走れたし、走り終わったあとのキツさはなかった。もちろん、今回も完全優勝を狙いたいです」。
久保光司
「8月の武雄開催で先行したときのスピードがよくて、そこから先行で勝負してみようと思った。その後の函館は初日に7着をしたけど、次の日の一般戦ではペースを考えながら先行して1着を取れた。そこから積極的に先行をしていたら、大師匠でもある佐々木昭彦さんと話して、『それなら先行基本に組み立てた方がいい』っていう話をしたんです。理想は兄弟子でもある一ノ瀬匠さんみたいな走りですね。徹底先行でいこうと走っていたら、前回のPIST6で1着1着で勝ち上がれた。しかも、予選、準決の3走は先行。4走目だけ捲りになってしまったけど、叩かれてしまってからの捲りなので。今回も先行基本に考えながら走れて、2着2着。1着は取れていないけど、直前は佐賀国体の手伝いだったりで思った練習はできていないけど、タイムは悪くなかったし動けているので悪くない。前回の覚醒が1回で終わらないように、維持ができていたらいいですね」。