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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の10月第4戦が27日から開幕する。初日の4R一次予選Dを走る今回初参加の塩島嵩一朗に話を聞いた。
今回初参加のルーキーは塩島嵩一朗。自転車競技はロードレースから始まり、ケイリン、チームスプリント、スクラッチと幅広い種目に携わっていたようだ。高校時代にはケイリン、ロードレースで日本一になった実力。競技経験は抜群で学生時代を知っている黒瀬浩太郎や吉田晏生は「学生時代から強かった」と口にしていた。
弟子が初参加となる小原太樹は「一緒に練習をしているけど、メチャクチャ強い。競技経験も豊富でこっち(PIST6)向きだと思うので、強いと思いますよ」と太鼓判を押していた。小原も含めてだが、弟子達は地脚タイプ。対して塩島はダッシュタイプなのだが、「ダッシュがいいので、いい刺激になっています」と話していた。
そんな塩島は「250バンクは学生時代も養成所でも少し走ったけど、あまり得意ではなかったですかね。今回使う自転車も乗ってからそんなに日にちが経っていないので、まだ馴染んでいないし、タイムトライアルではちょっと怖さを感じてフラフラしてしまいました(苦笑)。走りながら慣れていければ。分からないことだらけなので、今回同あっせんで兄弟子の池邉聖さんと同じギヤ比にしました(苦笑)」
「PIST6のレースはたまに見ていたので、何となく頭に入っている。どんな走りをしたいかですか? 出し惜しみをしないように、出し切る走りができれば」と意気込んだ。
一発目のタイムトライアルでは少々フラついたものの、タイムトライアル結果は10秒420で全体の3位からのスタート。現行競輪では6連勝中で次開催、完全優勝を決めればA級1・2班で特昇が決まる。まずは持ち味のダッシュを活かした走りで白星発進を決めたい。