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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の10月第1戦が6日に幕を閉じた。最終日の12R 決勝で見事連覇を達成した岩井芯に話を聞いた。
――優勝おめでとうございます。最終的に棚瀬選手が先行する形になりましたが、まずはレースを振り返って頂いてもよろしいでしょうか。
「レースが動いて棚瀬さんが先行する形になったけど、仕掛けどころを見ながら行った感じです。本当は2周くらいで行きたかったけど、棚瀬さんが結構踏んでハイペースになっていたので、辞めて立て直しました」。
――残り1周くらいからの捲りでしたが、車の出はいかがでしたか?
「棚瀬さんが強かったけど、思ったよりも進んでくれた感じでした。ただ、後ろのことは全然分からなくて、必死に踏むだけでした。何とか振り切れた感じですね」。
――前回の初参加のときは段々と慣れていって、自力を出していった感じでしたが、今開催は積極的なレースが多く見られましたね。その辺りはいかがですか?
「デキ過ぎてて自分でもビックリでした(笑)」。
――前検日からまずは特進というお話もされていましたが、今後に向けてはいかがですか?
「そうですね。まずは特進して(A級)1・2班に上がりたい。本職は競輪選手なので、まずは現行競輪も力を入れたい。この優勝は自信にも繋がると思います」。
――この後はPIST6でかなり警戒されることになると思いますが、その辺りはいかがでしょうか?
「このあとはまだ決まっていないけど、どうしましょうかね(苦笑)。でもチャレンジャー精神で気持ちを強く持って挑みたいです」。
――ちなみに前回はこんな大金を手にするのは初めてと言っていましたが、連続での優勝です。賞金の使い道は決まっていますか?
「そうですね。やっぱり自転車に使いたいかなと思います。今も自分の自転車だけど、色々試したりしているので。でも、税金もあるので使い過ぎないようにしないと(苦笑)」。