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【青森・ミッドナイト】大塚英伸選手は「脚の感じは本当にいい。あとは展開が味方してくれれば」
10月3日から青森競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪」のF2開催が始まっている。
最終日のA級決勝7Rに出場する大塚英伸選手に話を聞いてみた。
今シリーズは特選スタートで6着2着での勝ち上がりだが、前検日では「最近は展開が悪くてどうしようもない。ほとんどバック7番手だし、そこからのリカバリーもできていない状態。名古屋で優出(決勝2着)したあとの2場所(松戸、別府)は本当に展開が悪い。もう脚どうこうという問題じゃないですから。多分だけど、自分がもっていないんだと思います」と苦笑い混じりに話していた。
初日の特選では鈴木謙太郎が中団を取ったまではよかったが、バックで長松空吾に外を行かれて最終3角では最後方。「鈴木君の中団狙いは分かっていたし、しっかり動いてその位置を取った。それであの展開になっちゃうんだからなあ…。自分がもっていないせいで鈴木君を(悪い方に)引っ張ってしまったんじゃないかと思って…。悪い気しかしませんよ」と苦笑いだ。
準決勝は目標にした添田龍児が土田栄二-房州輝也の3番手でフタをされたが、最終バックで外の水谷将司をドカしてすかさず捲ってくれた。空いた内を鈴木良太に行かれてしまうが、4角から外を猛然と伸びてきて僅か届かずの2着だった。
「内には包まれる格好だったけど、最終3角では決勝に行ける自信がありました。添田君はすかさず行ってくれたし、先に内を(鈴木)良太さんに行かれたけど、外を回して伸びる自信があったから『自分が抜き返しちゃいますよ』と思って踏んでいました。結果は2着だったけど、この決勝進出は大きい。ここで決勝を外すと次から予選スタートになるかもしれなかったから。脚の感じは本当にいいんですよ。だから展開だけなんです。決勝は初日にも連係した(鈴木)謙太郎の番手を主張します。何だがもつれそうなメンバーだし、チャンスはあると思っています」と言って締め括ってくれた。