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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「9月第4戦」が28日から開幕する。初参戦となる125期の橋谷成海に話を聞いた。
注目ルーキーの橋谷成海。7月に本デビューを迎えると、前々走の取手では同期対決を逃げ切りで制して初優勝。若手機動型がひしめく関東地区で、今後、更なる活躍が期待される。
そんな橋谷は高校、大学で自転車競技に打ち込み、スプリントやチームスプリントの実績は全国トップクラス。
今回がPIST6初参戦となるが「自分の持ち味であるダッシュ力を生かせたら。とはいえ、もっとトップスピードを突き詰めていきたいと思っています。カーボンフレームに乗るのは1、2年ぶりだけど、練習で久々に乗った感じは悪い感触はしなかったですね」と話した。
タイムトライアルは10秒669。橋谷は「もっと出せそう。思っていたよりも出なくて悔しい。ギヤに関してはちょうど良いと思うし、あとは慣れもあるのかなと。バンクの癖も感じなかったし、レースではもっと良くなるように。決勝を目指して一戦一戦ですね。うーん、やっぱり悔しいです」と唇を噛むが、ポテンシャルは確か。実戦でもやってくれそうな気配はある。125期では岩井芯が初出場、初優勝を達成したのが記憶に新しい。橋谷の走りに期待したい。
余談だが、橋谷の実家(埼玉)は「鰻屋」さん。行く現場の先々で会う125期の同期の選手らは、そろって鰻のイラストが描かれた練習着を着用している。みなさんも機会があれば、ぜひ「うなぎ はし谷」へ足を運んでみては。