アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
記念初優参の村田佑樹が最終ホームで豪快にカマして先頭に立つも、番手の笠松信幸が連結を外して裸逃げに。追う南関勢だが、なかなか距離が縮まらない。中団を確保していた松浦悠士が、後方の深谷知広の仕掛けに合わせる様な形で最終バックから踏み込むと、徐々に前との距離を詰めてゴール前捕捉。3月の玉野記念以来となる、今年2度目の優勝を飾った。
「結果が出て嬉しい反面、自分の力的にはもう少し欲しいかなという感じはありましたね。本当は村田君の仕掛けを追い掛けるのが理想だったけど、村田君が強くて反応出来なかった。
自分の考えてた中では一番遅いタイミングの仕掛けにはなったが、深谷さんよりも先に仕掛けたいというレースだったのでそれが出来て良かったです。宮越さんに貰ったアドバイスで昔を思い出して踏めましたね。
状態自体はまだまだですが、内容次第では深谷さん相手でも勝てるという事が分かったので、もっと状態を上げて行ける様にしたい」。