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宇都宮競輪の「共同通信社杯競輪(GII)」が13日に初日を開催。一次予選7Rを走ったに太田海也に話を聞いた。
太田は後ろ中団からのスタート。前中団の新山響平を後方から松井宏佑がフタをすると、ジャン過ぎに太田は小倉竜二を連れて踏み上げていき一気に叩く。松井は捲るも張られ、新山響平は後方捲れず。太田が力強く逃げ切って、強敵をまとめてやっつけてみせた。
「初手は悪い場所でもなかったし、落ち着いてレースを運べた。松井さんが前を斬らずにフタをしていたので良いターゲットとなり、脚を使わずに前に出られた。宇都宮は初めてで500バンクも久々だったのもあって、ペースが少しギクシャクしましたね」とふりかえった。
パリオリンピックから帰国し、そのままオールスターに駆けつけた。怒濤のスケジュールをこなして、束の間のオフをはさんで迎えた今大会。
「リフレッシュをして体の疲労感はない。鉄フレームの感触も前回のオールスターの感覚が残っていて、オールスターの初日に比べると気持ち良くペースを刻めたかなと思う」と手応えを得て、二次予選Aは輪界最強の古性優作に挑む。