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【第3回トリマクリカップ 伊東競輪場】検車場レポート 決勝
決勝戦 上位3人のレース後インタビュー
優勝 重倉 高史 (富山95期)
「決勝に乗れただけでもお腹いっぱいに近い感覚が正直あったんですよ。決勝は幸田君の突っ張り先行は想定外でしたが、それを叩きに行った希望(吉川)がかなり幸田君の脚力を削ってくれたんでね。自分もちょうど三番手に降りられ、希望を迎い入れるか半々で考えながら前を追った。残念ながら希望がダメになってからは、最後に前に居た依田君は四角で抜きに行く時は外帯線を外すはずだから、その一瞬に賭けた。準決、決勝と流れが向いての一着。初日は決まらなかったが、先行しようとしたのが流れを呼び込んだ気がしますね。今後も先頭が多いとは思いますが、持ち場でしっかり走っていきたい。三日間応援ありがとうございました」。
決勝二着 依田 翔大 (山梨123期)
「作戦面は全て同級生の幸田に任せていました。突っ張る形になったので、自分のできる限りの援護で車間を斬るくらいしかできなかった。最後の四角は自分の甘さが出ましたね…。幸田を少しでも残したいし、早く踏んでしまったら見栄えも悪いから溜めて踏んだ所を内から重倉さんに踏まれて。最高の展開を作ってくれて勝てなかったのがこんなに悔しいかと。幸田ともレース後に話しましたが、10代の高校時代にお互い自転車で切磋琢磨していた時を思い出して楽しいなって。今度は幸田に気持ち良く前を任されるようなレベルまで高めて、今度は二人で決めたい」。
決勝三着 平野 想真 (愛知123期)
「初めての一、二班の決勝はレースが始まってからのペースやスピードがチャレンジ戦とは全然レベルが高く、今のままではまだ力が足らないと実感。グランプリレーサーの金子貴志さんに任され、終わってからのアドバイスも的確で得るものしかなかった。今回はまた自分が成長できる感覚があったので、それを練習から次走に繋げて更に成長したいと思いました」。
2日目を終えて
7R A級決勝 23:18発走 平野 想真 (愛知123期)
「準決勝は三車なりにシンプルに前へ出てから組み立てようと。まだ相手が来る気配がなかった所で幸田君が来たのでビックリしましたね。泉谷さんに迎え入れてもらえて何とか一、二班で初めての決勝進出。伊東はチャレンジ時代にパッとしなかった成績で来た時も、連勝で勝ち上がれたりでキッカケをくれる場所で相性の良さを感じています。決勝は後ろにグランプリレーサーの金子さんなので凄く緊張しますが、力を出し惜しみせず仕掛けて行く事を心掛けたい」。
6R A級特選 22:52発走 梅田 加津也 (神奈川119期)
「今回は二日間走ってみて、状態が良いと思います。デビュー当初はすぐに93点くらいまで競走得点が上がったんですが、この伊東でレース中にコーナーで踏み上げた時に肋骨捻挫をしてそこからフォームの改造に取り組んだりで成績も低迷。やっと良くなってきたし、今期の目標としてはまずはA級一班の点数を確保。そこから来年あたりを勝負の年にしたいと思っています。今回から投入した新車を煮詰めていく意味でも最終日も出し切るレースを」。
初日を終えてインタビュー
7R A級準決勝 23:18発走 小林 稜武 (千葉113期)
「初日は思ったレースの流れではなかったのですが、前団がゴチャ付いて緩んでいましたからね。下手にバックを踏むくらいならば、単騎でしたし仕掛けてしまおうとカマシました。行き切れたのは良かったのですが、重倉さんと幸田君の捲り合戦のスピードが横を超えていく時のスピードが違いすぎたから状態はどうなんだろうって感じ。体は反応してくれているので、あとは踏み方やペースの入れ方が課題。準決勝も自力でしっかり組み立てたい」。
5R A級準決勝 22:26発走 依田 翔大 (山梨123期)
「初日はやる事は決まっていたので。前受けからの全ツッパですね。落ち着いては走れてワンツースリーまで決められたのは良かったのですが、直前に二泊三日の新人研修もあったりで、思った練習ができてなくて踏み応え的なものはもうひとつですね。この後も中3日で小松島のモーニングがあり、実質中2日みたいな感じだからシンドさはあります。でも、前回の地元地区の弥彦を走る前に結構練習出来た脚の貯金を生かせてはいますね。レースの中でしっかり、今出来る事をやっていくしか」。
前検日インタビュー
7R A級初日特選 23:18発走 重倉 高史 (富山95期)
「金子貴志さんは三番手でいいよって言ってくださり、三浦君との話し合いになって。お互い前後どっちでもいいよって流れもありましたが、自分は初日から動くイメージがあったのでそれを伝えて自分が前になりました。調子ですか?もう少し上手に走れば着をアップできたレースが何回かあったんですよ。成績以上には良いはずです。コメントはやれる事をにしてください。そうコメントを出せば流れで何でもできるし不自由がないので」。
6R A級予選 22:52発走 栗田 万生 (千葉111期)
「一着か七着かの成績もありますが、最近はしっかりと練習ができているので以前よりも成績は安定してきた感じがします。後ろは地元の飯尾さんなんですね。自分の記憶では6回一緒に走って飯尾さんが三勝、自分が二勝と五回もどっちかが勝っているはず。後ろの仕事もしてくれる安心感がありますし、自分の走りに集中できるのも良い方に向いてくれているイメージがあります」。