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フリーアナウンサーとして活躍中の星野めぐみさんが、注目選手をピックアップして独自の目線でインタビュー!!
今回は向日町競輪開設74周年記念平安賞GⅢ(9月5日~8日)に出場する窓場千加頼選手(100期・京都)にお話を伺いました。
ー星野「地元記念・平安賞がいよいよ始まります。今年は特別な思いもあるかと思いますが、いかがですか?」
ー窓場「改修前の開催なので、このバンクで走れるのは最後になります。今まで数々のドラマを生んできた平安賞ですし、自分はまだそこで結果を出せていない。今年は自分が中心となってドラマを作れるように頑張りたいと思っています」
ー星野「直前のオールスター競輪では初のG1決勝進出もされました。状態も良さそうですが、振り返っていかがですか?」
ー窓場「初めてのG1決勝は、走る前から幸せな時間だなと思っていました。その中で周回中も声援がたくさんあり、落ち着いて臨む事が出来たと思います。
別線の仕掛けを警戒しながら、大きな舞台で早めに仕掛けることができました。4 コーナーでは、優勝も意識しましたけど、同期の古性さんに捕えられましたね。でも、古性さんが優勝でワンツーが決まったのは嬉しいです」
ー星野「同期ワンツーの結果は近畿のファンも盛り上がりました。窓場選手が古性選手の前を回るようになったのは、ウィナーズカップからですよね?」
ー窓場「そうですね。それまでは、古性さんや脇本さんの前は走れませんでした。でも、今は自ら前を志願する事が出来ています。メンタルが強くなった証拠ですし、近畿勢を引っ張っていく存在になって、盛り上げたいと強く思うようになったからですね。
でも、そう思えるようになったのは古性さんの存在が本当に大きいんです。オールスターの準決勝も連携しましたが、今まで課題にしていたことがクリアになって一番落ち着いて走れました。後ろにいる古性さんがなんとかしてくれるって安心感があったからです。信頼関係がしっかり出来てきた証拠ですよね。これからも、これ以上のものを築いて行きたいと思っています。
そして、オールスターでは、窓場ー古性さんの連携をお客さんに見てもらうことが出来たので。次は窓場ー脇本さんも見てほしいと思っています」
ー星野「だから、平安賞の初日特選の並びになったんですね」
ー窓場「そうなんです。脇本さんとも古性さんと同じような関係を築いて近畿の軸になりたい、そして平安賞で結果が出れば、それが今後のG1開催に繋がっていくと思っています」
ー星野「ますます近畿勢が楽しみですね!」
ー窓場「日本一の先行選手の前でレースするんですから、責任感もあるし、自分が大敗するレースでは納得出来ないと思っています」
ー星野「今年の平安賞もドラマが生まれそうですね!では、ファンの皆様にメッセージをお願いします!」
ー窓場「近畿勢も、地元勢も、そして自分も優勝できるレースを4日間していきます。 応援よろしくお願いします!」