アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
【青森・F1】浮島知稀選手は「行けるところから思い切って仕掛ける」
8月30日から青森競輪場で「スポーツニッポン杯」のF1開催が始まっている。
2日目に行われるA級準決勝の5Rに出場する浮島知稀選手に話を聞いてみた。
前橋、名古屋を完全優勝。6連勝で臨んだ初日特選は行くべきところで構えてしまい、タイミングを逃してしまった。最終1コーナーからまくって行ったが、甲斐俊祐の番手まくりに乗った仲野結音に2センターで振られてスピードが落ちた。4コーナーなら再度、踏み込んだが、1着の仲野結音には1車身差の2着で特進の夢は絶たれてしまった
「大澤さんが欠場して(6車立てになって)しまったので、自分の考えていたプランが全てダメになってしまった。自分ら以外はみんなが単騎だったし、ジャンで緩んでいるところがあったので、そこで仕掛けていれば城(幸弘)さんと逃げ差し争いに持ち込めていたかもしれません。それで抜かれたのであれば『自分が弱かっただけ』と納得ができたのに…。凄く悔いが残るレースになってしまった」と振り返る。
準決勝での当面の相手は甲斐俊祐になるが、「今回(の初日)が初めての対戦だったんですけど、単騎戦だったからいつもの走りではないでしょうね。だから、どんな動きをして来るかは正直言って分からない。だけど、そんな事を考えていては何もできないし、行けるところから思い切って仕掛けますよ」と締め括ってくれた。