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_小田原競輪場で24日から「北条早雲杯争奪戦(GⅢ)」が開幕。9レースの二次予選を走る松井宏佑に話しを聞いた。
_地元で幸先のいいスタートを切った松井宏佑
_地元勢の並びが注目された初日特選だったが、自ら前回りを志願した松井宏佑が脇本雄太の抵抗を退け正攻法からの突っ張り先行。番手北井佑季、3番手郡司浩平のブロック、4番手の和田真久留もビッチリ内を締めて地元勢でワンツースリーフォーの好連係が決まった。
_先導役を務めた松井宏佑は「前が取れたら誰も出させないつもりでした。自分が前回りを志願したし、地元4車で結束力を見せつけたかった。結果ラインで確定板を独占できてよかったです」と話し、オールスターでの気持ちが入ったレースを再現。
_ただ激走したオールスターから中4日。なかなかタイトなスケジュールで前検日から「体の芯の疲れが抜けていない」と状態面にやや不安がある中でこの地元記念を迎えたが「今日のレースでもかなり力を出し切った。明日までにしっかりケアをしたい」と肩で息をしながら大粒の汗を拭った。
_二次予選は9レースに出走。同県の先輩松坂洋平、出澤拓也に任せられる番組で「明日もラインで決められるように」と気の抜けないレースが続く。
_オールスターの決勝は悔しい結果になっただけにこの地元記念で鬱憤を晴らしたい気持ちは強いはず。残り3走、松井の激走に目が離せない。