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【取手競輪F1】レジェンド・石井寛子「ファンの声援、それが全て」/オールスターをふり返って

2024/08/21

取手競輪「レジェンドカップ・サンスポ賞(FI)」は22日、2日目を迎える。7レースのガールズ予選②を走る石井寛子に話を聞いた。

やまない雨はない。石井が苦しみながら掴んだオールスターでの1勝、その原動力はファンの存在だった。

石井はオールスターをこうふり返る。

 

「オールスターは6位に選出していただき、ドリームレースを走れたことに本当に感謝です。“走りで返したい”という気持ちがあったけど、なかなか最近は思うようなレースができず、着が悪くて。初日もふがいないレースをしてしまい7着で申し訳ないな…と」

 

2日目に“自分のしたいレースは何だろう”と。その気持ちを大事に走った結果、1つ壁を乗り越えられたのかなって。成績が悪い中でも、応援してくれるファンのみなさんの声援があったから頑張れた。それが全てだと思います」と良いときも悪いときも支えてくれるファンの存在に感謝した。

 

 初日、石井は前団の動きを見極めると、捲りの上を捲って人気に応えた。

 

「壁を越えられたからこそ、オールスター後、最初の今開催が大事。自分のやりたいレースができるように、と。最近は競り負けたりすることもあったけど、元々は良い位置を取って追い込むのが自分の得意なパターンなので」と前検日に話していた通り、らしさを

十分に発揮。

 

「上がりタイムこそ121と良かったけど、重たく進みが悪くて感覚とのギャップがある。湿度や暑さの関係なのかな。緊張したけど、やりたいレースができた。これで良し!じゃなくて、一戦一戦、課題を持ってやっていきたい」と気を引き締める。

 

ガールズグランプリ(17年平塚)優勝、今年1月には通算600勝を達成するなど、間違いなくガールズケイリン界のレジェンド。石井自身にとっては、まだまだ通過点。これからもファンへ感謝の思いを走りで体現していく。

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