グレードレース

【第67回オールスター競輪】 ガールズドリームレース 1着~3着インタビュー/佐藤水菜「気を抜かず優勝を狙いたい」

2024/08/13

平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(GI)」が13日、初日を開催。11Rガールズドリームレースで1着の佐藤水菜、2着の日野未来、3着の太田りゆのインタビューを紹介する

1着 佐藤水菜

 オリンピックは機材の進化もあり自己ベスト更新は絶対だった。それができて状態は悪くなかったけど、技術が未熟でミスもあったし実力のなさが際立った。

今回はグランプリから自転車を変えて、セッティングを合わせてない状態で。それでも頼れる人はいないから自分で何とか修正をした。1周半から1周は行こうと思っていたけど、自分の道ができてからと。パリっとしないレースだったけど、休まずに行き続けた。どんな展開になっても、すんなり引かない所はアピールするつもりでした。多分あったとは思うけど、自分への声援はあんまり聞こえなかったです。緊張感もあって走り切れたけど、この後も気を抜かずに優勝を狙って頑張りたい。

 

2着 日野未来

 スタートは牽制するよりは、絶対に誰か来ると思って前に出た。自分で1周半踏んでも残れないし、仕掛ける人を出してから踏んで行こうと。切り替える展開は苦手だったけど、そういった展開に備えて練習をしていたので、佐藤さんが見えてからは100%で踏んだ。自力を出すだけじゃ勝てないし、普段から色んなレースを見て研究して練習している。バイク誘導でトップスピードを上げていく練習の成果も出ている。最後は差しに行ったけど、脚力が及ばず。また練習あるのみです。

 

3着 太田りゆ

関係団体の皆さまの多大なご配慮のお陰でビジネスクラスで帰国。しっかりと眠れて心配されるほどの疲れはないです。オリンピックは東京のリザーブから3年間、正直大変だった。でも「このために8年間やってきたんだ」と本番を迎えて、今までで一番、自信を持って迷いなくレースができた。素晴らしい景色が見られて、納得してオリンピックを終えられた。

オリンピックをやり切ったという気持ちが大きくてパフォーマンスに自信がなく、それなら前を取って前々にゴールに近い位置で、と瞬時の判断。ギヤが軽くスピードに余裕はあって周りも見えていた。佐藤さんに良いタイミングで捲られ、日野さんがスイッチしたのが見えた。冷静にスイッチしてからは勝ち上がりも考えて無理せず最後の差しにかけた。

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