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取手モーニング競輪 矢部駿人「800メートルくらいはもがく気持ちで駆けないとダメ」
徹底先行の印象が強い矢部駿人。現在はバック数29本と圧倒的な数字を残している。予選は戦法が同じ小川達也との対戦となった。「前が取れた場合、突っ張るというのもあるけど、突っ張るよりも後ろから(押さえて)いく方が自分にはあっている。もちろん、その場合は小川さんとの踏み合いになるんだろうけど、今後の事を考えたら最低800メートル(2周)くらいは自分で踏んでいけないとダメだと思っているからその辺は大丈夫」と長い距離を踏む覚悟はできているようだ。
番手の立花成泰との連係に付いて聞いてみると「以前の宇都宮の準決で連係しました。その時は自分に脚がなかったし、タイムも出ていなかった。その後に練習メニューなどを変えた事によって、以前よりも脚の方は上がっていると思っています」とキッパリ。立花にも話を聞くと「この間、たまたまバンクに矢部君がいて、一緒に練習したんだけど、本当に強くなっている。あの頃とは違うね」とパワーアップを果たした矢部をベタ褒め。
前回決められなかったワンツーも今回は期待できそうだ。岡山コンビの連独占に期待して見ていたい。