グレードレース

【松戸競輪開設74周年記念 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯GⅢ】開催展望

2024/07/29

松戸競輪開設74周年記念 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯GⅢが8月1日(木)に開幕する。7月に当地で開催されたサマーナイトフェスティバルGⅡから興奮冷めやらぬ中での開催。S級S班は眞杉匠、深谷知広、清水裕友の3人だが、ダービー王の平原康多や当地好相性の岩本俊介、グランプリを制した和田健太郎と充実したメンバーが揃い、激闘の4日間になりそうだ。

地元のエースはGPも圏内に見えていて当地好相性の岩本俊介だ。代替開催も含めて当地記念4回の優勝は相性バツグンだ。ただ、直前の当地GⅡでは準決勝敗退となったので今回こそはの気持ちもあるはず。練習仲間で同期の根田空史やGP覇者の和田健太郎と共に地元記念を盛り上げる。

さらに、断トツのスピード・パワーだけではなく、レース内容も進化し続けているS班の深谷知広。堅実な小原太樹、岡村潤と南関ラインは層がかなり厚い。勝ち上がりでは有利になるだろう。

関東地区は直前の当地GⅡを制覇した眞杉匠がS班として参加。年明けには練習中の落車の影響から本調子とは言えない期間が長かったが、徐々に『眞杉らしさ』を取り戻してきた。S班になってから初めて当地での優勝を決め、イメージの良いバンクになったはず。また、ダービー王に輝き1年でS班復活を決めた平原康多。調子を上げてきた山岸佳太や遅咲きも存在感を増してきた恩田淳平、タイトルホルダーの武田豊樹と実力者が揃った印象だ。

他には1年ぶりにS班に復帰した清水裕友。中国ゴールデンコンビの松浦悠士はいないが、練習仲間でもある取鳥雄吾の存在は大きい。取鳥も急成長を遂げてグレードレースでも強さが光っており、短走路なら持ち味を発揮すれば粘り込めるはずだ。

近畿地区は元ナショナルチーム所属で世界を舞台に戦ってきた寺崎浩平が軸。援軍が手薄なのは気掛かりだが、寺崎には必ずラインは完成するだけに、機動力を発揮したい。

九州勢は荒井崇博や地元の熊本バンクが復活した中川誠一郎が筆頭となりそうだが、上位の自力型が少なく、やや劣勢ムードだ。どう活路を開いていくか。

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