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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で25日から「PIST6 Championship」のセカンドクォーターラウンド3が開催された。
最終日の決勝(12R)で3度目の完全Vを成し遂げた神山拓弥に話を聞いた。
予選連勝での勝ち上がりから準決勝も1着。3連勝で決勝進出を決めた神山。
過去2回の優勝はどちらも完全優勝。更に決勝の表彰台常連の雨谷一樹、山田義彦を破っての優勝だ。
そして今節は元ナショナルチームに所属し、世界選手権のケイリンで銀メダルを獲得した河端朋之が満を持しての初参加。
選手だけではなく関係者も唸るほどのスピードを見せつけ、連日1.0倍の1番人気となっていた。
3連勝で勝ち上がった神山は決勝について「感じは悪くないけど、完全優勝はどうかな…。強い人ばかりだし、ゴール前にコソッと現れることが出来れば…」と河端を意識してか控えめなコメント。
迎えた決勝戦は前受けからのスタート。最初に仕掛けた望月一成を木村皆斗が一気にカマして後続を突き放した。残り1周半になると5番手から河端がジリジリと動き出すが、3番手の位置に入っていた神山が車間を詰め、先捲りを放って見事1着。
神山拓弥-佐藤朋也-河端朋之で決まり3連単24,970円の高配当となった。
「まさか河端さん相手に優勝が出来ると思っていなかった。連日、レースを見ていてものすごいスピードだったので、自分が勝てた事に1番ビックリですよ」と笑みがこぼれる。
そして、表彰式の際に言っていたが、神山はPIST6への参加を少しの間お休みするとのこと。
「少しの間休みますが、また走る機会があればまた頑張りたい。もちろん競輪でも頑張って走ることで一人でも多くの人に応援して貰える選手に慣れるように頑張ります!」と締めくくった。