グレードレース

【久留米競輪第30回中野カップレースGⅢ】決勝インタビュー

2024/06/24

九州3人で優勝者をだすと結束

12レースS級決勝

①松浦悠士

 準決の理想は犬伏湧君の突っ張りだったが、意思疎通が上手くいっていなかったのが全て。二予と同じセッティングだったが、色々と脚を使った割には最後は踏み込めた。もう少しで突き抜ける感触はあった。体的には八割。決勝は初日のモノでハンドルの幅を狭めて、自力仕様で臨む。決勝は車番は良いので位置取りや仕掛けをしっかり。自力自在に何でもやりながら、どこかで外は踏みたいと思っている。

 

②嘉永泰斗

 準決は同級生でもある尭弥(上田)のお陰。中団からの作戦も考えていて良かった。久田裕君が見えて対応はできたが、後ろに森田優君がいるのは分かっていたし、どうしようかと。前回からの新車も今回からのシューズも問題ない。北津留翼さん、園田匠さんの思いの分まで決勝では頑張る。「久留米」記念では初の決勝。脚は問題ないので伊藤君マークからⅤを。

 

③新山響平

 準決は全ツッパのつもりでしたが、勢いよく来れば出すつもりではいました。取鳥雄君の押さえかたは僕よりは後藤大君を意識していたみたいだった。ジャンで一人で来たのは分かった。後藤君はカカっていたので自分はそこまでの余裕はなかった。バック線でもペダルが重く感じたし、運が良かっただけです。疲れの影響なのか感じは良くなかった。そこは修正したい。決勝は修正できるアテはあるので自力でしっかりと。

 

④伊藤颯馬

 準決は岩谷拓さんのお陰。前中団からの作戦もあった。岩谷さんの判断で叩きに行ったと思う。鐘過ぎに犬伏さんが見えて焦ったが、まだ気持ちに余裕があったので。山崎賢さんとのワンツーで良かった。三連勝も自分には上出来です。決勝は嘉永さんが前でもと言ってくれたけど、まだ恩をうっていない。うってからです番手は(笑)。九州から優勝を出せるように自力。

 

⑤菅田壱道

 準決の新山君はいつも通りに前から組み立てると言っていました。取鳥君は切りに来るというよりはフタをしている感じで。新山君がハマってからは最後、自分のコースだけ確保してくれたらと。展開が向きましたね。最後の一振りのせいで田尾君が来たので、そこはもう少し余裕があれば良かった。決勝は新山君に再度。もちろん、チャンスがあれば狙っていく。

 

⑥田尾駿介

    準決は並び順なら後ろ中段からだと。取鳥君に付いていて、前日みたいにワンテンポずれてしまい、逆にそれが吉本卓さんの邪魔になった。地元には申し訳ないというか…。でも、取鳥君が組み立ててくれたし、追い付くのを待ってくれて、最後も外を踏んでくれたので内が空いた。おかげさまです。準決がスピード不足を一番感じました。この結果はたまたまだけど、練習や食生活を見直しています。その気の引き締めがつながったのかな。決勝は松浦さんへ。

 

⑦山崎賢人

 準決は岩谷拓君が強かった。ダッシュでも離れ掛けたくらいだし、道中のカカリもまだバックまで保つんじゃないかと思った。余裕はあったが、4角で内を衝かれないと思い、空けてしまったのはミス。抜きたかったけど抜けずでした。準決も自分よりはラインの力で勝ち上がれました。久しぶりの決勝なので楽しみ。決勝は自分は前か三番手の選択しかない。話してもう一度九州の三番手で。

 

⑧阿部力也

    準決は森田君に付いて行けて良かった。前からは諦めていたが、取れるなら取った方が森田君も走り易いと。けど、森田君は流石の動き、横の仕事も一人でやっていましたね。自分は追走一杯。清水裕友フレームは走り易さあるが、軽くは無い。逆にスピードを殺さずに流れてくれる。微調整はしています。決勝は北日本の三番手。脚はとにかく一杯も頑張る。

 

⑨森田優弥

 準決は車番が悪かったし、出たトコ勝負と思っていました。赤板はその場の判断で下げた。鐘では迷ったが、空いていたし、嘉永さんの後ろで勝負した。良いタイミングで久田裕君が来て被ってしまったが、巧く抜けられた。今回はあまり自力を出していないので何とも言えないけど、二日目より三日目の方がピリッとした感じになった。決勝は自力で。単騎は気にならない。

 

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