グレードレース

【第75回高松宮記念杯GⅠ】優勝インタビュー

2024/06/16

 スタートで郡司浩平が前を取る。この時点で大勢が決まったかも。7番手から脇本雄太が青板3角過ぎから上昇を開始するが、赤板過ぎに郡司が突っ張る。脇本も諦めずに踏み込みが、中団の新山響平に並ぶまでもなく不発。鐘4角から新山が仕掛けるが、郡司マークの北井佑季が一回牽制を入れ、1半辺りからハコ捲りを敢行し、和田真久留を連れて歓喜のゴール。古性優作は切り替え内を突っ込んだが3着滑入。

初タイトルの北井は「今回は獲りたい、獲りたいと思って臨んだ大会。宮記念杯を獲れると信じていたし嬉しいです。車番がそんなに良くなかったし、取れた位置から仕掛けるべき所で仕掛ける作戦だった。けど、郡司さんが前を取れたので脇本さんにカマされる事なく、良いペースで踏んでそのまま踏んでくれた。後ろで熱い気持ちをひしひしと感じていました。

後ろから来るのが見えたし、張りながら1コーナー過ぎに出ました。最終バックでは郡司さん、和田君をはじめ、同県の仲間たちの思いを感じながら精一杯踏み切ろうと。4コーナーからは後ろの和田さんが内を締めてくれていたし、外線を外してしまった。ハンドルを投げたが、ガシャと音がして、正直ゴールした時の事は正直よく分からなかった。最後まで必死で走っていました。今回は仲間に支えられての優勝だけど、今まで通り自分らしい泥臭い走りで南関勢を引っ張って行ければ」。

 

 

 

 

 

 

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