アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
【いわき平競輪】9月2日7Rに出走する村上竜馬と12Rの新田康仁
赤のシナンジュに乗る新田康仁のアドバイスを聞く、金色の百式もどきに乗る村上竜馬(左)
村上竜馬がいわき平に来たのは2019年11月。デビュー間もないチャレンジの時だが、その時も金色の自転車に乗っていた。新田康仁から広島の先輩が譲り受け、そして村上に巡ってきたようだったが、今でも「『百式』が一番良かった」と話す。というのも落車で壊れて今は違う物だそうだ。
今、乗っているものは、その時の自転車に似せて作ったそう。「色は同じだけど全然違います。『百式もどき』です」との事。
そんな村上だが、今回、初めて新田康仁に挨拶ができたようで、初日のレース後には熱心にアドバイスを受けていた。新田が調整し、新田が実際に乗ってみての作業を繰り返す。新田の人柄もうかがえた。
村上竜馬のフレームを調整する新田康仁。赤色の新田のフレームにはジオンのエンブレム
「新田さんは感性が違う。フレーム繋がりでアドバイスをもらって本当に有り難いです。新田さんに見てもらったので、これで『百式』になったかも知れません。松浦(悠士)さんには、脚はS級でも戦えると言われていますが、自分は気持ちが弱くて。その気持ちと脚がマッチすれば。強気に前々に攻めたい」。
ちなみに『百式』とはガンダムシリーズに出てくるシャアが搭乗していたモビルスーツ。新田が今、乗っているのは『シナンジュ』だそうだ。「その時々で、サザビーに乗ったり、ネオジオングに乗ったりしていますよ(苦笑)」との事。いずれもシャア由来の機体である。