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川崎ミッドナイトF1初日が終わりました。
やはりミッドナイトでS級選手が走っているのは新鮮でしたし、特選はさすがの迫力あるゴール前勝負でした。
そんな初日のレース後から二名ヒックアップ。
まずは初日一着勝ち上がりが初めてだったこの人
九レース S級準決勝 23:30発走 梶原 海斗 (福岡123期)
「以前は緊張していたのですが、特に余裕があったわけではないのに、今日は緊張無く走れました。玉野の予選が七着、西武園の予選が四着だったので、開き直っていたのかも。打鐘前に長尾(拳太)さんに割り込まれる感じになって、あそこは自分がヨコができれば勝負したけど、下手にやり合ってもつれたら嫌だったので下げました。下げてから行くしかないって感じで行ったけど捲れて良かったです。実は、宿舎で横になった時に腰を痛めてしまい、走る前は不安もあったんですが、走った時は大丈夫でした。S級で初日の勝ち上がりは初めてなので、準決勝も頑張りたいですね。次が地元の久留米記念なのでつながる走りができれば。」
そういえば前検日に番手の小川賢人選手や三番手の良永浩一選手が口を揃えて
「梶原兄弟(兄、大地・119期は明日川崎二レース出走)と後藤大輝の三人は久留米で断トツに強い。特に弟の海斗はケタが違う。レースでは練習の時の何割程度しか出せていない。S級特進して少し練習の強さを出せるようになってきた感じ。本来ならこんなものではないはず。」と話していました。初めての準決勝でどれだけ戦えるのか要注目です。
続いては梶原選手と同期のこの人
三レース A級準決勝 21:30発走 立花 昌也 (青森123期)
「展開も良かったし、自分のレースができたので。ライン三人で決まって良かったです。それにしても川崎はとにかく走りやすいですね。今まで走ったどの競輪場の中では断トツですね。結果も出せているし凄く好きな走路です。」
立花選手と言えば冬期移動先で前橋に行き、眞杉匠、小林泰正、森田優弥、佐々木悠葵らの面々とたびたび練習していた話になり…。
「前橋記念は小林泰正さんが優勝されたんですか?川崎の宿舎でレースが見れなかったので、どんなレースかはわからなかったのですが、凄いですね。僕とか同期の佐々木祐太さんも練習に混ぜていただいたんですが、トップクラスの方々の強さは凄かったです。僕なんか付いていくのに精一杯でしたけど、おかげでトップスビートが上がった感じがするし、もう得るものしかなかったです。少しでも早く同じ舞台に走れる様にならないと。」
奇しくも、上にあげた梶原選手と立花選手はチャレンジ戦で対戦していたそう。梶原選手によると「川崎は二回目で、以前来た時は今回一緒の立花さんにヤラれました。」との事。
明日もよろしくお願いします。