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前橋競輪場の「三山王冠争奪戦(G3)」が4日に最終日を迎える。 最終日の12R 決勝へ出場を決めた9選手のコメントを紹介する。
1番車 眞杉匠
「初手の並びは理想的だった。ラインで決めるためにと早めの仕掛けは心掛けていたけど、木暮さんが捌かれたのは分からなかったです。山田君が中途半端だったけど、決着が付いたかなと思ったところで行きました。2日目にセッティングが出て、良い感じで走れている。やっても微調整ですね。決勝は森田君とは別で自力」。
2番車 窓場千加頼
「中団の位置にこだわったのはレースの流れの中での判断。先行している坂井君の後ろは自力のある佐々木(悠葵)君だったので、早めに行きました。早めに行くことで油断させて翻弄しようと。深谷さんの巻き返しが怖かったというのもありますが…。波を作って詰まったところで行きました。前橋は特殊で走りにくかったけど、3日目にして修正できた。万全の状態で挑めそうです。決勝も自力」。
3番車 平原康多
「ある程度までは想定通り。(森田優弥が松井宏佑の)番手に入るまでは予想してなかった。新田が外を踏んでいたので、内に来るのは慎太郎さんだしそこだけ気を付けていました。(二次予選は)眞杉との力のバランスを読み誤って差せなかったけど、状態は上向いています。同県の森田君へ」。
4番車 橋本強
「眞杉君に良いところで叩かれてしまった。町田君が退避した感じに見えたので、早かったけどあそこ(眞杉の3番手の位置)にスイッチしないと着はないなと。決勝は単騎で前々に。優勝のチャンスが見えたらそこの位置で勝負しに行こうと思う」。
5番車 佐藤慎太郎
「スピードレースになりそうで怖かった。新田君がもう少し早く仕掛ければ結果は違ったかも知れないけど、今日は森田君がうまかったね。残り四分の一周で対応できたし悪くない。でも調子云々より自分は気持で走ってるので。決勝は平原の後ろにいきます。それが自然でしょう」。
6番車 村田雅一
「思っていた展開とは違ったけど、窓場君がメチャクチャ強かった。歯を食いしばって付いていきました。窓場君とは何度も付いているけど、一枚むけたかんじですね。付いて行っているだけだけど、最近の自分なら離れてしまっていたかもしれない。自分を褒めてあげたいです。決勝は再度、窓場君の後ろ」。
7番車 小林泰正
「眞杉は緩んだら行くと先行基本で組み立ててくれた。後は自分がどれだけサポートできるか。木暮さんが捌かれてしまったのは分かったので、自分が眞杉をサポートしないとと。内を空けないように気を付けていました。連日同期に助けられているけど、調子はいいですよ。決勝は再度眞杉君の番手。自分はまだ記念優勝がないし、地元記念で地元勢の優勝がしばらくない。3番手の佐々木君も含めて地元から優勝を出したい。状態は日に日によくなっていますよ」。
8番車 佐々木悠葵
「切って切っての展開を予想していたけど、泳がされて坂井さんのスイッチが入った。窓場さんを止められればと思ったけど、すんなり行かれてしまいました。坂井君もキツそうだったので最後は踏ませてもらった。今日(準決勝)に限っては坂井さんのお陰です。なので、いつか恩返しができれば。番手番手で調子がどうかは分からないですけどね。疲れを取って決勝も頑張りたい。眞杉君-小林さんの後ろで3番手」。
9番車 森田優弥
「初手はあの並びだろうと。松井さんが遅ければ突っ張っていたかも。気持と体のバランスが日に日にマッチして来てますね。セッティングは後でまた考えます。自分でやりたい気持ちがあるし、眞杉君と別で自力。最近は関東別線が多いですね。それでも自分らしい走りができれば」。