グレードレース

【第75回高松宮記念杯&第2回パールカップ】開催展望/パールカップ

2024/06/05

 

 昨年新設されたガールズGⅠパールカップ。今年も高松宮記念杯の前半の3日間に開催される。勝ち上がりは高松宮記念杯と同様、予選、準決は東日本、西日本に分かれ、決勝戦で東西の強豪が相まみえる。優勝者にはガールズGPの優先出走権が与えられる。

 優勝候補1番手は昨年初代パールカップ覇者に輝いた児玉碧衣だ。4月の地元GⅠを制して早くもGP切符をゲット。今年も完全Vを目指す。勝ち星は児玉と互角以上。坂口楓華石井寛子が逆襲の口火を切る。

同じ久留米の仲間、小林優香尾方真生も勝負所では児玉に遠慮せず踏むはずだ。本番で結果を出す吉川美穂、復調の手応えを掴む石井貴子、パンチ力健在の山原さくらと、まさに百花繚乱のメンバーだ。
 


整理番号上位のメンバーを東西各4名紹介する。

東日本

久米  詩 (静岡 116期 24歳)

 父はG戦線でも活躍した70期の康徳。昨年はケイリンフェスティバルとコレクションを制覇と大きな舞台で躍動。クレバーでいてダイナミック。判断力があって思い切りの良い走りを身上とする。


 
石井 寛子 (東京 104期 38歳)

 ガールズGPを含めタイトルを総なめ。通算勝利は6百勝を超え、ガールズ競輪歴代最多。着実に好位に位置してラスト一気に踏み込むが、なぜか3日制の大舞台は初日から流れに乗れない事が多い。

 

小林 莉子 (東京 102期 31歳)

 栄えあるガールズ1期生。同期の仲間が後退するのは寂しいが、今後もひとり一線級で戦い続ける活力の持ち主だ。闘志プラス長年培った技術を武器に優勝戦線にしっかりと顔を出すはずだ。

 

尾崎  睦 (神奈川 108期 39歳)

 痛快な捲りが武器。普通開催では当たり前の様に3連勝を達成。ただガールズGP含め大レースの出走回数は多いがいまだにタイトルと
は無縁。先の久留米GⅠは決勝3着。それ以上の走りをしたい。

 

西日本

児玉 碧衣 (福岡 108期 29歳)

 春先に一頓挫があったがもう大丈夫。またも無敵の進撃を開始した。地元開催の久留米GⅠは圧巻の走りで完全V。今回も連覇に向けて死角はない。次に佐藤水菜と戦うまで誰にも負けない。

 

坂口 楓華 (愛知 112期 26歳) 

 昨年愛知に転籍して心機一転。今春は取手のコレクション制してついに念願のビッグ初制覇。今シリーズは更に出力と凄味を増して猛スパート。今度はGⅠタイトルをいただく腹積もりだ。

 

柳原 真緒 (福井 114期 27歳)

 一昨年のガールズGP覇者。残念ながら昨年はGP出走を逃したが、今年は復活の年にしたい。近況は一進一退、常に勝利とはいかないが、大舞台で集中力を増せば本来の勝負強さを発揮するはず。

 

小林 優香 (福岡 106期 30歳)

 2010年代後半は走る競走は全て勝って猛威を振るった。競技との両立に尽力、更に新興勢力の台頭でやや影が薄くなったが、まだまだ終わらない。並ではない推進力は健在。再度輝くはずだ。

 

 

 

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