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高知競輪場で行われた「全日本プロ選手権自転車大会」。 エリミネーションレースは昨年に引き続き小林泰正が優勝を掴み取った。
エリミネーションレースは25人が一斉に走り、一周ごとに最後の一人が脱落していくというもの。道中も面白いが、人数が少なくなってからの駆け引きが実に面白い。
エリミネーションと言ったら『小林一族!』という感じもあるが、叔父である潤二を振り切って、泰正が優勝を掴み取った。昨年と同じ3人が残り、優勝は泰正、2位が潤二、3位は舛井幹雄となった。
泰正は「(潤二に『泰正が花を持たせてくれなかった』と言われて)連覇は意識しちゃいました(笑)。ダービーからずっとレースが詰まっていて、正直調子は良くない。この後も中3日くらいで地元の前橋記念なので(苦笑)。何とか整えて地元記念に挑みたいですね」と直後に控えている地元記念に向けても意気込んだ。
エリミネーションレースのコツは? と聞かれると「元々、中距離をやっていたのが大きい。もっと強い人達と戦っていたし、そんな人達から指導も受けてきたので、それも大きいのかなと思います」と応えてくれた。