グレードレース

【前橋競輪競輪開設74周年記念 三山王冠争奪戦GⅢ】開催展望

2024/05/30

6月1日(初日)~6月4日(最終日)前橋競輪場で開設74周年記念 三山王冠争奪戦GⅢが開催される。

 S級S班は深谷知広佐藤慎太郎眞杉匠の3選手が参戦。地元からは小林大介木暮安由恩田淳平小林泰正佐々木悠葵篠田幸希の6選手が迎え撃つ。 なお、最終日の9RではレインボーカップA級ファイナルが開催され、1着から3着までに入った選手はS級へ特別昇級となる。

 

 S班の活躍はご承知の通り。ここで注目したいのはその他の選手達で、その一番手は新田祐大だ。岐阜競輪場で開催された能登半島支援・読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)の最終日に先頭員早期追い抜きの失格となった。そしてペナルティーで5月いっぱいまで配分はなく、これが復帰戦だ。レース勘は心配なところだが、練習時間は十分。ハイパフォーマンスを披露してくれるだろう。


 地元の二枚看板は小林泰正佐々木悠葵。小林は地脚を武器にしていて力量をアップさせた。5月にいわき平競輪場で開催された日本選手権競輪GⅠ(ダービー)で見事に優出。そして佐々木は鋭いダッシュを武器にトリッキーな走りをしていたが、近況は長い距離も踏めるようになってきた。タイプはまったく違うが、ともにドームバンクは得意にしている。


 平原康多はダービーを制して来年S級S班への復帰を決めた。地元勢をガードしながら、完全復活の姿を見せたい。
 

 松井宏佑にも注目で4月は斡旋が止まっていたが、ダービーで復帰した。4回走り未勝利に終わったが、全てのレースでバックを取る積極果敢な仕掛けを披露。前橋のドームバンクならバック取りから車券に貢献することだろう。


 浅井康太はFⅠ戦はもちろん、G戦線でも変わらない活躍をみせている。近況は追い込みのレースが増えているが、いざとなった時のまくり脚は健在。ただ中部地区は自力型が手薄なだけに、別地区の自力型をマークする策もあり、浅井のコメントは必見。


 遠征勢では町田太我島川将貴の自力型に注目してみたい。町田は脆さも同居するが、自分の形に持ち込めたときは強靱な粘り脚を発揮する。島川はFⅠ戦では大活躍の走りをしているが、グレードレースになると不思議と存在感がなくなってしまう。しかし武雄記念競輪ではシリーズ3勝と苦手意識を払拭したか。前橋記念でも大暴れを期待したい。

 

前橋けいりんガイド

前橋けいりんの施設のご案内は、下記画像をクリックしてご覧ください

お得なキャンペーン開催中

前橋競輪開設74周年記念三山王冠争奪戦GⅢ 開催期間中はお得なキャンペーンを開催しています。
今すぐチェックしよう!

Twitterキャンペーン



この記事を書いた人
編集部

新着コラム

コラム一覧