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6月1日(初日)~6月4日(最終日)前橋競輪場で開設74周年記念 三山王冠争奪戦GⅢが開催される。
S級S班は深谷知広、佐藤慎太郎、眞杉匠の3選手が参戦。地元からは小林大介、木暮安由、恩田淳平、小林泰正、佐々木悠葵、篠田幸希の6選手が迎え撃つ。 なお、最終日の9RではレインボーカップA級ファイナルが開催され、1着から3着までに入った選手はS級へ特別昇級となる。
S班の活躍はご承知の通り。ここで注目したいのはその他の選手達で、その一番手は新田祐大だ。岐阜競輪場で開催された能登半島支援・読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)の最終日に先頭員早期追い抜きの失格となった。そしてペナルティーで5月いっぱいまで配分はなく、これが復帰戦だ。レース勘は心配なところだが、練習時間は十分。ハイパフォーマンスを披露してくれるだろう。
地元の二枚看板は小林泰正と佐々木悠葵。小林は地脚を武器にしていて力量をアップさせた。5月にいわき平競輪場で開催された日本選手権競輪GⅠ(ダービー)で見事に優出。そして佐々木は鋭いダッシュを武器にトリッキーな走りをしていたが、近況は長い距離も踏めるようになってきた。タイプはまったく違うが、ともにドームバンクは得意にしている。
平原康多はダービーを制して来年S級S班への復帰を決めた。地元勢をガードしながら、完全復活の姿を見せたい。
松井宏佑にも注目で4月は斡旋が止まっていたが、ダービーで復帰した。4回走り未勝利に終わったが、全てのレースでバックを取る積極果敢な仕掛けを披露。前橋のドームバンクならバック取りから車券に貢献することだろう。
浅井康太はFⅠ戦はもちろん、G戦線でも変わらない活躍をみせている。近況は追い込みのレースが増えているが、いざとなった時のまくり脚は健在。ただ中部地区は自力型が手薄なだけに、別地区の自力型をマークする策もあり、浅井のコメントは必見。
遠征勢では町田太我、島川将貴の自力型に注目してみたい。町田は脆さも同居するが、自分の形に持ち込めたときは強靱な粘り脚を発揮する。島川はFⅠ戦では大活躍の走りをしているが、グレードレースになると不思議と存在感がなくなってしまう。しかし武雄記念競輪ではシリーズ3勝と苦手意識を払拭したか。前橋記念でも大暴れを期待したい。
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