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高知競輪場の「全プロ記念競輪(F2)」が26日に最終日を迎えた。 最終日の12R「スーパープロピスト賞」を制した清水裕友に話を聞いた。
ホームカマシの犬伏湧也の番手から清水裕友が抜け出し『スーパープロピスト賞』を制した。
表彰式の後に行われた共同記者会見が始まると「とりあえず勝ち切れてホッとしました」とひと言。
「この前の高知記念もだけど、今年は勝てそうで勝ちきれないことも多かった。力不足を感じることもあったけど、一番人気になっていたし、勝ち切れて良かった」とチャンスをモノにしての結果に安堵の表情を浮かべた。
レースに関しては「犬伏君が仕掛けたときに一瞬、(寺崎浩平と)踏み合いそうになっていたので構えていたけど、出切れて良かった。後ろから来られていないので、カカっていたと思う。最終的に前に踏んだけど、後ろの松浦さんと決まっていないので、自分の判断が良くなかったのかなと…。自分はライン決着が少ない感じがするので、それが気になりますね」とホッとしたのも束の間、反省点も見つかったようだ。
2日間に関しては「普通ですね。調子が良いとかそういうのではないけど、昨日(初日)は思ったよりも出てくれたので、想像よりかは良かったのかなと。調子自体はまだ上がってくれると思います。今年のG1は残り4つ。目標を高く持っていきたいですね。全プロ辺りから気温が上がってくるイメージなので、暑さの対策はしていきたいですね。毎年G1を獲るといって取れていないときもあるので、賞金ではなくタイトルを獲れるように頑張りたいですね」と後半戦に向けて意気込んだ。