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高知全プロ記念競輪 1日目 7R 8番車
阿竹智史 選手
高知バンクを得意とする阿竹選手にバンクの特性を聞いてみた。
記者「阿竹選手は高知は得意って言ってましたね。」
阿竹「昔はドル箱って言いよったね(笑)。若い時はですよ。自分でやってた時はやりやすかった。先行したらバックに大きなモニターがあるんですよ。それを見ながらペースで踏んで、相手が来たら併せるみたいに。サイクリングできてました(笑)。今は人の後ろが多いからどこも一緒。」
記者「仕掛けやすいポイントってあるんですか?」
阿竹「みんな500だから長いと思って踏みたくないんですよ。赤板の3コーナーくらいで緩まる事が多い。そこで叩き切るって感じ。捲りは3コーナーまでに捲り切るか、我慢して捲り追込みやね。」
記者「ファン目線だと、どんな選手を狙ったらいいんでしょうか?」
阿竹「選手の俺が言ったら、上に怒られそう(笑)。選手目線で言うと地脚でペースで踏める選手は逃げ残れる。あとは500やけん直線が長いと思って、外踏む選手が届くと思うでしょ?それが伸びん。内なんですよ。こんなんバラしたら敵、増やしますね(笑)。まぁファンも選手も人それぞれ。得意・不得意あるでしょ。」
勝ち上がりは特殊だが、G1級の選手が腕試しと本気で走るレースは迫力満点。足を運べるファンは是非、バンクに来てそのスピードを体感して欲しい。