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玉野競輪 2日目 11R 2番車
徳永哲人 選手
記者「調子を上げていますね。筋トレの効果ですか?」
徳永「それもあるけどトップスピードも持久力も総合的に上がっていると思う。ずっと親父の介護をしながらやっていたけど、それが無くなり自分の使える時間が増えた。もう歳も歳だし残された選手生活でキャリアハイを目指してみようとやりだしたんです。怪我をしたら元も子もないので、負荷をかけ過ぎないようにずっと続けられるように心掛けて。一気に上に上がろうなんて無理。少しずつ上げて行けるようにってやっています。今年はGⅡの出場権利を二つ取れたんです。次はGⅠ。一歩ずつですよ(笑)。」
記者「初日は脚を使って場所を取り、そこから捲りました。競輪をやっていますね。」
徳永「きつかったですよ。前もかかっていたし、ちょっと弱気になりそうでした。でも気持ちを出していかないと。僕には犬伏君みたいな武器はないですから(笑)。そこは分かってます。僕から買って下さっているお客さんに楽しんでもらえるようにやるだけ。たとえ負けても一度は見せ場を作れるようにしたい。」
気持ちが途切れそうになった時期もあると話してくれた徳永。今はやってきた事が成績に結びついて、充実感が溢れている。今節は強豪揃いだが勢いそのままに徳永が突っ走る。