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【玉野競輪F2ナイター】磯田義則「最後まで楽しく、全部を走り切りたい!」

2024/04/30

玉野競輪場の「おもちゃ王国杯&マリンホテルC(F2)」が5月1日から開催される。 初日チャレンジ予選1Rを走る磯田義則に話を聞いた。

今期も期末に差しかかってきたが、今節を走る礒田は現時点で代謝制度に引っかかってしまう下から4番目。今期の初めに話したときには「もう今期が最後になる。点数がないから位置もよくないけど、まずは楽しんで走り切りたい。欠場とかはせずに最後まで走り切りたいね」と悲観せずに笑顔で話していたのが印象的だった。

当地は1月の2日目の一般戦で22年の10月振りの1着。3連単で11万台と大穴を提供したのだ。昨年の2月に西武園で大ケガをしてからなかなか苦しい戦いとはなったが、着に絡む機会も増えてきた。

「2場所、3場所前と準決勝に上がれたんだけど、2場所前の武雄では準決勝で頑張りすぎたのかぎっくり腰気味に…。3日目は徳永泰粋君のハコだったから付いていけば…だったんだけどね(苦笑)」。点数的にも3番手か4番手を選ばずに切れ目など、なかなか厳しい番組が多かっただけに、新鋭のハコ回りは嬉しかっただろう。話しながら悔しそうな表情を浮かばせていた。

現地点でのラストランは6月18日からの別府開催みたいだが、「本当は玉野でラストを迎えたかったんだよね。思い入れがあるというよりは海が近くにあるからね。別府も悪くはないんだけどね。しかも、玉野なら家族も泊まれるしね。でも、別府だとその後空いてしまうからね…。その後の補充、流用なんでも走る気はありますよ!」と一本でも多く、競輪選手としてレースを走りたい気持ちは伝わった。

代謝となるとどこか触れにくい話題という印象ではあるのだが、潔く『最後まで楽しく走りたい』と言う姿に、記者の気持ちは動いた。応援してくれるファンのためにも最後まで走り抜いて欲しい。

ちなみに、もう少しで地元の熊本競輪場が復活するが、それに関しては「ちょっと遅れてしまったから自分は間に合わないよ。でも、自分は間に合わなくていいんだよ(苦笑)」と全力で手をぶんぶんと振りながら遠慮気味に応えていた。

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