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久留米競輪場の「オールガールズクラシック(G1)」は28日に最終日を迎えた。 最終日の6R ガールズ決勝Cで完全優勝を成し遂げた竹野百香に話を聞いた。
連日人気になっていた竹野。最終日は先に動いた田中まいが果敢に逃げて捲りに構える形となったが、圧巻の捲りで完全優勝を掴み取った。
「優勝できてまずは安心という感じ。2日間先行したので、今日(最終日)も先行するつもりでスタートを取りに行ったけど…。
位置取りがなかなか決まらずにそこで脚を使ってしまった。田中さんが先に切って自分の先行は難しいと思ったので、捲りの態勢に入りました。
先行はできなかったけど、早めに仕掛けてバックは自分が先頭に立てたのは良かった。(先行出来なかったけど)この状況での優勝は自分でも納得できると思う。自分が人気になっていたので、完全優勝をして人気に応えられたのは良かった」と優勝にホッと胸をなで下ろした。
昨年の松戸オールガールズ(松戸はグループBだった)でも完全優勝。来年こそは上の『G1』を走りたいだろう。
そのことについては「来年こそは上のクラスで先輩達と戦いたい。パールカップ出場が決まっているけど、
そこに向けては今までやって来たことを変えずにいきたい。最近はスピードを強化しているので、しっかりと力を付けて自分なりに頑張りたいと思います」とこの先に控えるビッグレースに向けて意気込んだ。
養成所から逃げに拘ってきた竹野はもっともっと強くなる。先輩達を追いかけこれからも飛躍していくことだろう。