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久留米競輪場の「オールガールズクラシック(G1)」が26日から開幕。 初日11Rで3着の小林優香に話を聞いた。
11Rは小林優香を筆頭に日野未来、山原さくらとパワフルな自力型が揃った。鈴木奈央、林真奈美、小泉夢菜と捲り兼備な器用な自在タイプも集まり、ここが予選で一番の激戦区と記者だけでなく、選手達も前検日から眉をひそめていたレースだ。
ホームバンクでのビッグレースに小林も前検日から気合が入っていた。
日野未来の絶妙な先行で簡単ではなかったが、捲り上げて何とか3着に食い込み意地を見せ付けた。
「内容にも結果にも満足はしていません。でも、初日で一番のハイレベルなレースだったし、その中での3着なので。道中で内か外かで迷ってしまい、コンマ1秒違ってしまった結果が3着だと思う。正直、骨はまだくっついていないので、呼吸は苦しいし、笑うと痛みもある。でも、地元でそんなことは言っていられないし、最後まで集中して走り切りたい」と厳しめの自己評価ではあったが、まずは予選クリアにホッと安堵していたように見えた。
『強すぎるが故』のケガからビッグレースの前の落車と苦戦は続いていたが、まずは大事な一戦を勝ち上がった。準決勝はまたハイレベルなレースが予想されるが、持ち前のスピードとパワーでねじ伏せる走りで魅せてもらいたい。