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【青森競輪・ミッドナイト】安部達也「ハンドル周りをやってよくなった」
4月25日から青森競輪場で「競輪公式投票CTC杯」ミッドナイト競輪(F2)が開催されている。
最終日の27日に行われる決勝7Rに出場する安部達也選手に話を聞いてみた。
初日は宮下一歩-古屋琢晶の3番手。番手の古屋琢晶が競り負けたが、競り勝った佐々木省司に乗り換える形から直線で伸びて2着。準決勝は古屋琢晶のまくりに食い下がってゴール前で寸チョンの1着とオール連対で決勝へ進出した。
その決勝は栃木-栃木で組む矢野昌彦と古屋琢晶が別線となり、初日からの流れで古屋琢晶の番手となった。
準決勝が終わり検車場に引き返して開口一番「差しちゃいましたか?」と苦笑い混じりに戯けて話す。「古屋君のダッシュが凄くて、ちょっと口が開いちゃいました。(逃げた佐山寛明の番手の)富永さんが古屋君を振ってくれたので、スピードが落ちて付け直す事ができた。もし、自分のところに(ブロックが)来たら危なかったです。ゴール前で踏み込んだら車が出てくれて差す事ができました」と振り返る。
決勝の事に話を振ると「古屋君と矢野君は別でやるみたい。それなら初日からの事もあるから古屋君の番手が自然でしょう。今回は思うところがあって初日からハンドル周りのセットをちょっといじったんです。それから自分のフォームを確認しつつ2日目まで走っているんだけど、最後に車を外した時に腕が開いちゃうのがちょっとね。そこが改善できるようになればもっと良くなると思う。優勝? かなりしていないよ。コロナ前にあったかどうかですね。もう覚えてない(苦笑)」と話してくれたが、その表情は明るかった。