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取手モーニング競輪 最後方から強烈な巻き返しを見せた牧田賢也に話を聞いた
降級後は初っ端の豊橋で優出を決めたが、なかなかチャレンジの流れに乗りきれずに優出を果たせないまま5場所を消化してしまった。ただ、最近、ようやく1着が取れるようになってきて気配は上昇中だ。
初日は後ろ攻めで押さえに行ったところを突っ張られた。「突っ張られるとは思ったけど、番手の桜井紀幸さんの牽制もあって、そこを無理矢理に仕掛けてもダメかなと思って、すぐに引いた」。その後に、番手の千沢大輔にも切り替えられて、バックでは最後方となり誰が見ても厳しい展開。「でも脚を使っていなかったので千沢さんの動きを追う形で踏み上げていった。車はしっかりと出ていった感じでした」と感じは悪くなさそうな様子だった。
「実は前回まで使っていた自転車が流れる感じがしなかったので、今回からギヤやフレームを換えているんですよ。フレームは以前使っていた昔のやつを引っ張り出して、セッティングから再調整しました。まだ仕掛けるタイミングなどが合わない感じがするのでサドルとかちょっと微調整して(準決に)備えたい」と話す。
最後方から強襲できるほどの状態なのだから間違いなくセッティングは出ていると思われる。今回はひと味違う牧田が見られそうだ。