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高松競輪 1日目 1R 1番車
渡部遥 選手
記者「高松で本デビューして丸二年経ちました。今は競走得点も55点を超えて一流の仲間入りですね」
渡部「まだまだ足りない所が多すぎて一流じゃないですよ」
記者「足りないと感じる部分は具体的にどこですか?」
渡部「地脚もそうだし、トップスピードが全然足りていない。ダッシュ力が一番欲しいです」
記者「成長したなと感じるところはありますか?」
渡部「レースの流れはしっかり見えるようになってきました。周りが見えているし、そういう所で成績と競走得点が上がってきたんだと思います。でも、まだ上の人と比べると…」
記者「決勝2着が3場所続いています。今回こそは?」
渡部「そうなるといいなぁ(笑)。もし優勝出来れば本デビュー後2回目。ルーキーでも1回勝っているのでそれも含めたら3回目ですね。高松はクセもなく走りやすいバンク。優勝出来るように頑張ります!」
デビュー当時は先行し捲られる事が多かった渡部。昨年10月の2本を病気欠場し、復帰戦の前橋を4・1・1で優勝するとそこから快進撃が始まる。決勝を外すことなく、近況は確定板をも外さない抜群の安定感。練習でウェイトトレーニングを取り入れる等、日々の努力が結ばれた結果だ。高松はデビュー戦の思い出の地。ここで優勝し、新年度好スタートを決めたいところだ。