ルーキー特集

【卒業記念レース コラム】男子125回生・渡邉壘(新潟)

2024/05/24

新潟県所属 師匠:佐藤政利(91期)

高校から自転車競技を始めた渡邉は主にスプリント、1kmTTを主にやっていたという。
プロフィール欄に書いてあった目標とする選手または尊敬する選手の欄には121回生として先にデビューを決めていた『日高裕太』の文字。
「日高さんはスプリントで結果を残していた選手(日高はインターハイ、高校選抜のスプリントで優勝している)だし、目標としていた先輩。デビューしてから今はS級でも活躍していますからね。自分も日高さんのように活躍出来るように頑張りたい」と先にデビューしていた先輩の背中を追っていた。

脚質は『スプリンター』だという。「養成所では自在で捲れるときに捲って頑張っていたけど、デビューしてからは先行で逃げ切れるように頑張りたい」と話してくれた。

そして、記者が注目したのは選手を目指した動機の『父に恩返しがしたい』というコメント。
訳を聞いてみると「父は男手一つで育ててくれたんです。寝る間も惜しんで働いてくれて、育ててくれた。自分が選手になって恩返しをしたいんです。デビューしてすぐはそこまで稼げないと思うので、走ってお金が溜まってから何か出来れば」と父親への感謝の思いも合わせて伝えてくれた。

渡邉の選手になってからの目標は『1年以内にS級』。まずはデビュー戦のルーキーシリーズで勝ち星を挙げて存在感をアピール。後の本格デビューからは賞金を積み重ね、父への感謝の思いも胸に飛躍を目指す。

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