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千葉県所属 師匠:山本紳貴
山本天平の師匠はインラインスケート出身の山本紳貴(たまたま同じ名字だそうだ)。山本天平も小学校1年生から大学4年生インラインスケートを13年間やっていた経験もある。山本天平が中学校1年生のときに山本紳貴が競技を引退し競輪選手へ転身。その後を追う形で山本天平も大学を卒業して競輪選手としての道を歩み始めた。
話を聞いていく中で山本天平の中では『山本紳貴』を背負ってデビューするということを大事にしているなというのを強く感じた。
強く感じたのは125回生として受かるまでのこと。元々123期で試験を受けていたそうだが、二次予選で落ちてしまったそうだ。「一次試験が受かったから、二次試験も受かるだろうと思っていたら落ちてしまった。そこから『山本紳貴』を背負うからにはと思い、師匠も練習している『中村道場』で練習するようになりました。低酸素トレーニングだったり、練習はキツいけど合格できて良かったです」と話してくれた。
元々インラインスケート出身ということで写真撮影の時には「自分の中で大事にしているものなので、スケートのポーズも取って下さい!」とポーズを撮らせてもらった。それだけ『インラインスケートと山本紳貴』への想いがあるのだろう。
卒業記念レースの最終走は初勝利か?と思われた展開だったが、惜しくも2着。「1着が取れそうで取れないんです(苦笑)」と言っていたが、能力評価自体は第1回記録会がD、第2回がB、第3回がCと少しずつだが伸びている。養成所では1着こそなかった分も、デビューをしてから1着量産といきたいところだ。
[能力評価の見方]
S、A→スピード、持久力共に優れている者
B→スピードはあるが持久力に劣る者
C→持久力はあるがスピードに劣る者
D→スピード、持久力共に劣る者