ルーキー特集

【松山競輪 金亀杯争覇戦】ルーキーチャンピオン「123期ナンバーワンの称号を得たのは好展開をモノにした篠田幸希」

2024/03/10

123期の精鋭を集めて行われた123期ナンバーワンを決める、ルーキーチャンピオンレース。上越作戦を見事に成功させた篠田幸希に凱歌が上がった。

 激しいレースが予想された超コマ切れ戦。まずは、単騎の三人が赤板過ぎからそれぞれインを斬る。上越トリオ・浮島知稀-篠田-牧田悠生はじっくりと構え、鐘が鳴るや否や、浮島が自慢の出足で踏み込み、鐘3半で先行態勢。青木瑞樹が巧みに4番手を確保するが、前と車間が空く。単騎勢は結局出遅れる。棚瀬義大が仕掛けるが、前が遠く、万事休す。番手の篠田が3角から番手捲りを放ち、牧田を連れ込み、人気に応えた。

 好展開をモノにした篠田は「作戦通りに運べました。けど、浮島君の出足が凄くて、一瞬、離れそうになり、ヤバいと頭に浮かんだけど付け切れて良かった。出切った後は後ろを確認したながらの追走でした。けど、中々来なかったし、これは行けるかなと。気配を感じて踏み込んだけど、その時点で行けると確信しました。本当に嬉しい勝利です。けど、ラインの力があっての物だと思う。今回は後ろを回ったけど、次は前を回れる様、先行力をもっと付けて行きたい」。

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