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松山競輪 3日目 11R 5番車
佐藤慎太郎 選手
佐藤「今日(二次予選)は楽な展開だったね。いつもこんなレースばっかりだといいのに(笑)。一成がいいペースで踏んで太田君を使って犬伏君を閉じ込めていた。俺も余裕があったし悪くないね。」
記者「渡辺一成選手が記者会見で2着に残してもらわないとS班なんだからって言っていましたよ。」
佐藤「俺だから3着に残ったんじゃない? タレてたから俺じゃなかったら4・5着だよ(笑)。ライン3人で決まったんだからね。結果オーライでしょ。」
記者「昨日、メンバーが発表された時にブツブツ言っていたような…。」
佐藤「周りがでしょ? 俺はそんな事言わないよ(笑)。選手は与えられた番組でしっかり走るだけ。今をときめく若い自力選手と当てられたってのが、今の俺の価値。普段からもっと自己プロデュース出来るように日々過ごさないと。二次予選で犬伏と当てられちゃうなんて。俺に足りてないモノがあるんだなと反省しなきゃね(笑)。『喝』を入れて貰ったと思うようにするよ。」
共同記者会見ではいつもの『慎太郎節』が炸裂し、記者全員を笑いに包み込む。前走の高松記念の時より表情も明るくなっているのは自身の状態が上向いて余裕が出てきたのだろう。番組的には完全アウェイの厳しい組み合わせが続くが、今の佐藤なら持てる技術と経験で決勝まで勝ち進んでくると期待したい。僕ら記者も準決勝後の笑いを誘う楽しいインタビューが待ち遠しい。